workshop

マガンダンウマガ

久しぶりに、岐阜県可児市の、可児市他文化交流協会でのワークショップにいってきました。
主には高校受験(中学卒業認定)を控えた子どもたちが通う、日本語および学習の教室でのワークショップです。

今年は教室でも、オンラインでの授業が続き、対面が始まってもなかなか全員が集まるということができず、ただでさえ孤立しがちな子どもたち同士のコミュニケーションがとれずに、なかなか難しい運営だそうです。

対面でのワークショップをやりたいけど、どうなのか??東京から人を呼ぶのはどうなのか??
などなど、地方であるがゆえに、緩やかだったり不安だったりします。
それでも子どもたちのためと尽力して下さったスタッフには感謝です。

本来なら夏前に行う子どもたち同士のコミュニケーションを図るということを、今回のワークショップでは主眼に置いていますが、でも、コミュニケーションがとれていないからこそ「他のやつらとは関係ない。勉強に関係ないなら参加しない」という子どももいて、なかなか難しいです。

そこで、コミュニケーションを図りつつ、ちょっと受験にも関わってくる「故事成語」を演劇にすることにしました。
の前に、写真のように、参加してる子どもたちの母国語で「おはよう」を言いました。タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語です。
挨拶するのが仲良くなる始まりだと思うので。

日本語が難しい子どもには相当ハードルが高かったと思いますが、それでも少しずつ理解していったし、言葉や文章だけでは忘れてしまうであろうことが、頭の隅っこに残っていたらいいなぁって思います。

このあたりは古墳が多いんですけど、ワークショップをやった場所のすぐ横に、すごく古墳らしい古墳がありました。
活動場所の公民館には資料館も併設されていたので、今回は時間がなかったから行けませんでしたが、今度機会があれば行きたいです。

故事成語に描いてる絵は、自分で描いたんですけど、上手くなってる気がします(自画自賛_w)。